マドンナ・デル・ギザッロ
出張中に目にした某航空会社の機内誌。表紙には今月の旅先”沖縄/イタリア”とある。パラパラとページをめくると、「我らが村のチクリ」と題して、北イタリアに点在する小さな自転車工房を訪ねるという内容で、19ページに渡ってイタリアの熱き自転車職人とイタリアの自転車事情を紹介している。面白かったので思わずお持ち帰りした。
その中の1ページに、イタリア北部のコモ湖畔にあるサイクリストの教会と呼ばれるマドンナ・デル・ギザッロ教会が紹介されていた。モニュメントの碑銘には以下のような言葉が刻まれているという。
『艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えてこそ、人生に甘美な喜びがもたらされる。そのことを人々に知らしめるために神は自転車という道具を創造した。』
かのランス・アームストロングも自転車競技をよく人生に例えて表現する。
『自転車競技は人生に似ている。ただ、全身で漕ぎ続けるほかにない。速いスタートを切れば周回の終りに息を切らせてしまうかも知れない。遅いスタートを切れば先行するプロトンを視線の先へと送ることになる。競技者は靴の金具をビンディングでペダルに固定して全体重を預ける。片方を踏めば片方は自由になる。人生を幸せと不幸とが訪れるように。』
う~ん、自転車とは何と奥深いものよ。
自分はまさに人生の荒波の真っ只中であるが、無事この荒波を乗り越えて、いつの日にか自転車でこの地を訪れてみたいものだ。
ギザッロ教会にはサイクリストのためのお守りも売っているらしい。中央に鎮座するマリア様をチェーンリングとチェーンで囲ったデザイン。ヤフオクでも出回っているようだけど、これは自力で買いに行かなきゃ御利益はないね。
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コメント
自転車乗りのお守りなんて有るのですね。
初めて知りましたよ!
ウッキーブログは為になります
投稿: ティカ橋 | 2009年11月24日 (火) 21時19分
>ティカ橋
京都にも「自転車神社」があってお守りも売っているそうですよ。
ちょっとググってみたら旭川にもあるそうな。
お守り付けたらレースで落車しないかもね。
投稿: ウッキー | 2009年11月25日 (水) 00時00分
ランス良いこと言いますね。自転車とともによい人生を重ねたいものです。最近ちょっと飲みすぎかも(反省)。
投稿: ばせを | 2009年11月29日 (日) 21時47分
>ばせをさん
自転車は私に新しい世界を開いてくれたと同時に、
良き飲み仲間とも引き合わせてくれました。
ローラーで脂肪を燃焼させてまた飲みましょう!(笑)
投稿: ウッキー | 2009年11月30日 (月) 01時33分
自転車競技は人生に似ている、の一節はランスの発言ではなく、自分がブログに書いた感想の一節ですね。
2年くらい前に載っけた文章ですが、ランスの発言は
「誰にも丘を飛ぶように上ることなんてできない」
という4行です。誤解を招いて申し訳ないです。
投稿: ワカモト | 2009年12月15日 (火) 01時26分
>ワカモトさん
はじめまして。
そうでしたか。ご指摘有り難うございます。ランスの言葉を引用したつもりでしたが失礼しました。ご指摘のランスの一節はこちらですね。
『誰にも丘を飛ぶように上ることなんてできない。僕にできることはゆっくりと苦しみながらもひたすらペダルを漕ぎ続け、あらゆる努力を惜しむことなく上ってゆくことだけだ。そうすれば、もしかしたら最初に頂上にたどり着けるかも知れない』
投稿: ウッキー | 2009年12月15日 (火) 01時52分
いいえいいえ、全然失礼ではありません(笑)
僕の文章がランスの発言だと誤解されていたら、
ランスに申し訳ないな、と思っていただけです。
そのくらい、偉大な選手だと尊敬しているので。
自分も自転車が大好きで、湘南を走っています。
これから、楽しみに拝読させていただきますね。
投稿: ワカモト | 2009年12月15日 (火) 02時35分